誰しもそうかもしれませんが、当方の場合、これまで常に、何らかの興味のある事象で時間を埋めてきた経緯があり、退屈を感じ始めると仕事を変えたり趣味を変えたり、いろいろしてきました。仕事を転々として40歳を過ぎた頃が最高潮に達した時期で、究極の仕事と言えるかどうかわかりませんが、ギャンブル=仕事の時期がありました。この頃の経緯は、コチラの記事群を読んでいただければアウトラインをご理解いただけるでしょう。
ちなみに、そのうちに、当方の自叙伝を書くかもしれませんので、酔狂を厭わない方はお読みください。書くも酔狂、読むも酔狂、同じ酔狂なら書かなきゃ損々、とばかりに書きますので、よろしければお読みください。読むだけ損々かもしれませんが。書くだけ、また忙しくなりストレスを感じるかもしれませんが。・・・やっぱ、書かないかもしれません。(おちょくっとんのか!)
「君は、終始、自分のことばかり話しているじゃないか。もっと他人に興味を持ったらどうなのか?」とおっしゃるのでしょうか?(あべ静江)。申し訳ございません。皆さん以上に、他人にはあんまり興味がないもので。知ってて訊くは礼儀なり、皆さん同様、当方も少しは他人に興味があるフリはいたしますけれども。
開始7分05秒後あたり「突然の愛」
はてさて、若い頃は、忙しいくらいがちょうど良かったのかもしれませんし、実際忙しくても忙しいと意識することなく過ごしているのだと思いますが、いろいろ老化してくると、意欲の割りに頭も体も動かなくなるというのが事実のようで、「まだまだ元気よ!」と空元気で頑張ろうとするのが一般的なようですし、それゆえに頑張れるのかもしれませんが、老化しているのが事実なら、「そう無理しないほうがいいよ!」というのも良い判断かと思います。まあ、どちらでもいいんですが、それを言っちゃあおしまいなので、中を取って、老け込まない程度に、ほどほどに空元気も出していきます。
当方、ストレスに敏感と言えば聞こえはいいんですが、ストレスに弱いんだと思います。そのために、少しでもストレスを感じると変化を求めます。よって、決して鈍牛たりえない。アルパカのように前のめりになってしまいます。人間は無いものを求めるものでございます(鶴田浩二)。鈍牛を標榜する所以です。
参考文献:アルパカから鈍牛へ(学習計画の振り返りと修正)
開始10秒後あたり
さて、老化してくると、一点集中から多点集中(方中)へと徐々に移行してくるようです。一点豪華主義から多点貧弱主義(この二つの言葉は、大学時代に新潟高校出身の奥村君という後輩から教わった)への移行と言ってもいいかもしれません。ひとつのことに集中できるのが若い頃、幾つかのまあまあ興味のある事どもに囲まれて良しとするのが老人。
「あんた、まだ60歳前なのに老人だの老化だのって語るのは早すぎるんじゃないの?」と言われるかもしれません。しかし、これには一つの知恵がありまして、学生時代でしたか、ある友人から教えてもらった田中孝顕さん率いるSSIという会社(現在は、主に速聴プログラムを売っている)が出していた自己啓発本に、「20歳くらい自分が年を取ったものとして現在を生きる」という考え方がありました。すなわち、30歳の人なら、「ああ、もう50歳になってしまった」と考えて生きるということです。竜宮城でのんびり楽しく生きているとあっという間にジジイになってしまうから早く真剣に生きなはれ、という考えです。ただし、58歳の当方が78歳を標榜して生きるというのは、少し行き過ぎとも思われるので、10年くらいさば読んで68歳くらいにしておくのがいいかもしれません。
はてさて、当方、幾つかの老人らしい事どもに囲まれて平穏に生きている今日この頃ですが、一方で、最近ややマンネリ化を感じることがあるのも事実です。ゼネラリストとスペシャリストなんていうアバウトな分け方が世の中にはありますが、年とともに自然に「ゼネラル」になって来たとは言え、やはり往年の「スペシャル」が頭をもたげてくる時期もあり、今がそのときでもあります。しかし、スペシャルな事を行なうには、ゼネラルな事どもをもう少し整理しないと十全には行なえないでしょう。こう思うようになったのは、たぶん、放送大学というカテゴリを追加したことが、きっかけとなっていると思われます。放送大学を追加したことにより、今それほど忙しいわけではなくても今後のことを考えると何かと忙しくなると感じるようになり、それに伴って少しストレスを感じることによって、燻(くすぶ)っていた問題点が明るみに出てきたと言えるかもしれません。
ただ、二者択一というのも難しいところがあります。「ここ数年のように、老人らしく、楽しげな事どもに囲まれて淡々と平穏に生きるのがいいんじゃないの?!(山中千尋)」という声も聞こえてきますし、「いや、それに少しでも不満を感じているなら、何らかの変革を試みるべきだ」という声もあります。若い頃なら、「楽しげな事どもに囲まれて淡々と平穏に生きる」なんてことは、そもそもできませんので変革に次ぐ変革でいいのですが、老人ともなると、今後ますます老化していくわけですから、それに逆行するように変革するのはいかがなものか、という考えにもなるわけです。「楽しげな事ども」も決して悪くないわけですし。
開始2分23秒後あたり
はてさて、どうしたものか、というところです。「あんたの言い方を借りれば、どちらでもいいんじゃないの?!」と言われることになるのでしょうが、そもそも「あるがまま、どうでもいい、よろしかろう」などと嘯(うそぶ)いている御仁に限って、一番「あるがまま」じゃないというのが世の通例でして、まあ、「そのことも含めて『あるがまま』なんだ」という逃げ口上はあるにせよ、一見矛盾しているのも事実です。
というわけで、「どっちでもいい」というわけにもいかないのであれば、今後しばらくは、上記問題点を程よく整序・単純化して行かなければなりません。
(「それだけ、とやかく云々しているうちは、老人じゃないよ、君は。」「私しゃ、老人だー!」)
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